研究助成
日本救急看護学会では「調査研究助成についての運営要項」にもとづき研究助成の募集をしています。
平成17年度より募集期間を特に設けず、随時受入となりました。
助成を希望する会員の方は、運営要項をご覧のうえ応募方法に則り申請して下さい。
「調査研究助成についての運営要項」 2023年8月29日改訂
- 1.目的
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- 日本救急看護学会会員の資質向上のために,学会費より救急看護・救急医療に関する研究・調査に対し,支援するものとする。
- 2.対象
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- 日本救急看護学会会員に限る。会員歴3年以上とする。
- 研究の内容については,救急看護・救急医療に関するものに限定する。
- 日本救急看護学会の委員会が行う調査研究も対象とする。
- 3.予算
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- 研究助成に対する予算額は年間総額で2,000,000円とする。
この予算額の中には、本学会の各委員会が行う調査研究等に係る費用も含むこととする。 - 予算の執行は、原則として承認日から1年間とする。
- 助成の最低額は、1テーマにつき5万円とする。
- 助成の上限額は、コースごとに定める。
- 1)Aコース:本格的な研究にトライする方や修士課程等で研究方法を学んだことのある方
一研究テーマにつき50万円を上限とする。
ただし、他施設との共同研究は、一研究テーマにつき100万円を上限とする。 - 2)Bコース:初めて研究にチャレンジする方
一研究テーマにつき30万円を上限とする。
ただし、他施設との共同研究は、一研究テーマにつき60万円を上限とする。
- 1)Aコース:本格的な研究にトライする方や修士課程等で研究方法を学んだことのある方
- 研究助成に対する予算額は年間総額で2,000,000円とする。
- 4.審査基準
- 5.応募方法
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書類:
所定の書類を日本救急看護学会事務所へ提出する。- ⑤「所属機関の倫理審査証明書」(書式は任意)
- ⑥「他機関(研究協力施設)の倫理審査委員会の承認証明書」(書式は任意)
- ⑦その他、質問紙、インタビューガイド等、研究遂行に必要な書類(書式は任意)
※⑥については倫理審査を受けている場合のみご提出下さい。結果が出ていない場合は、後日結果をご提出下さい。
- 募集期間:
研究助成申請は随時受け付ける。ただし、審査および決定は年4回の理事会開催時となる。 - 選考方法:
研究助成申請者の審査は調査研究委員会で行う。提出された所定の書類は、加筆・修正を求める場合もある。 - 初回提出された申請書類の有効期間:
初回提出された書類の有効期間は申請日から1年間とする。 - 決定・通知:
採否の結果は、理事会審議を経て決定し、申請者に通知する。
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- 6.研究結果の報告
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- 助成期間終了後3ヶ月以内に研究成果報告書を本学会に提出しなければならない。その時点で研究継続中の者は、研究の経過を研究成果報告書(様式5)で報告しなければならない。
- 助成後、2年以内に日本救急看護学会学術集会で発表することを義務とする。また、投稿する場合は、本学会誌に投稿するのが望ましい。
- 研究助成を受けた論文には、本事業からの研究助成による研究である旨を明記するものとする。
- 7.研究経費の使途
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- 助成期間終了後3ヶ月以内に「研究費執行報告書(様式6)」にて報告しなければならない。
- 経費は,以下のものについて使用可能とする。
調査費、会議費、研究実施にかかる交通費、通信費、謝金、消耗品費、印刷費など。
また、研究に必要な分析ソフトは期限付きのものに限り認める。
交通費を除く、単価が50,000円以上のものについては定価の分かるカタログもしくは見積書を添付すること。 - 以下のものは経費としての使用を認めない。
学術集会参加のための交通費やパソコン等の換金性の高い備品の購入など。 - 予算書作成に当たっては著しく費目に偏りがないように考慮すること。1品目あたりが全体の50%を超える、または何らか外部委託をする場合は、その理由について「研究と経費の関係性」明記すること。
- 経費の執行にあたっては、その使途を明確にすること(例えば,領収書の添付など)。
研究協力者への謝品(図書カード等)・謝金(交通費等)については、報告書に受領書を添付すること。 - 執行期間の延長や助成期間前の経費の執行は、助成者から相談があった場合、委員会で理由を検討しその可否を判断する。
- 不正に使用された場合は、助成は取り消しとなる。
- 研究結果報告書、研究費執行報告書の提出、研究成果の公表について、正当な理由なく適切に実施されない場合、助成金の返還を求める。