学会認証救急看護師制度
名称
本制度は学会認証救急看護師制度と称する。また、認証を受けた看護師は、学会認証救急看護師と称し、英語表記は(Association-Certified Emergency Nurse;ACEN)とする。
制度の目的
日本救急看護学会では、救急治療・看護が必要な患者、家族に対する迅速かつ適切な看護実践ができ、自律して看護提供ができる看護師の能力(本学会が定めている、救急看護師のクリニカルラダーⅢレベル相当)の認証を行います。本認証制度の創設・普及により、救急看護の標準化、ならびに看護の質の保障と向上を目指します。
学会認証救急看護師への道
学会認証救急看護師になるステップを以下に示します。
学会認証救急看護師 申請(書類審査)※2024.9.27更新
- 書類審査
- 公募期間:2024年10月1日-10月31日
書類審査- 顔写真の提出 (2024.9.13更新)
*カラー写真で、写真サイズはタテ4.0ミリ×ヨコ3.0ミリ
*試験日当日までの6か月以内に撮影したもの
*正面、脱帽、無背景、上半身(肩口まで)を撮影した写真で、本人とすぐ判別できる鮮明なもの - 看護師免許(看護師免許証の写しの提出)
- 日本救急看護学会員
- 救急看護経験2年以上( 実践時間証明書を提出) (2024.9.13更新)
*実践時間証明書は、所属施設のフォーマットでの提出も可
*証明書が複数枚ある場合は一つのデータにまとめてアップロードしてください
*条件:過去5年間(2019年10月1日~2024年9月30日)の間に救急看護経験2年以上があること
*救急看護経験:救急初療、救急外来、救急病棟、集中治療部門等の看護実績を有する(現在、勤務していることが望ましい)。ただし、手術室・NICUは除く
*以下の点についてご留意ください
(1)実践時間証明書についての証明者は、所属⻑(看護師⻑)以上として、証明者のサインが必要である。
(2)常勤(フルタイム勤務)の看護師:救急看護領域の所属を明確にして、実践時間を記入する(年、もしくは月単位で記入)。
(3)非常勤(フルタイム勤務以外)の看護師:救急看護領域の所属を明確にして、実践時間について、3840時間以上を目安に記入する。 - 日本救急看護学会主催セミナーの受講について10ポイント以上の取得(インストラクター・講師についても加算)
*セミナーポイント:別紙参照 (2024.9.10更新)
*セミナー受講ポイントについて、3年間COVID-19の影響で対面のコースを中止しており、その救済措置として5年間+3年間(2016年10月1日〜2024年9月30日)の期間のポイントを加算とする。
*以下の看護師はセミナー受講ポイント申請が免除となる。
救急看護認定看護師/集中ケア認定看護師/クリティカルケア認定看護師/小児救急看護認定看護師/急性・重症患者看護専門看護師/特定行為研修修了者/診療看護師
- 顔写真の提出 (2024.9.13更新)
- 書類申請フォーム
- ポータルサイトにログインし、 学会認証救急看護師制度▷申請書類提出より申請ください
*学会認証救急看護師制度 申請書類提出フォームURL https://www.jaen.or.jp/portal/ccen/regist
*公募期間になりましたら申請フォーム画面が表示されます
*「学会認証看護師制度 書類審査の申請の手引き」をご参照ください - 試験審査料
- 10,000円
- 審査結果
- 11月上旬には通知予定
筆記試験 ※2024.8.9更新
2025年度(1回/年の実施)
- 受験対象者
- 書類審査の合格者
- 筆記試験日
- 2025年1月11日(土)時間は、決まり次第お知らせします。
*書類審査に合格した受験生を対象に筆記試験を行います - 試験会場
- 東京近郊
- 合格発表
- 2025年3月頃
- 登録料
- 2,000円
- 認証交付日
- 2025年4月1日
学会認証の有効期間と更新
学会認証救急看護師の有効期間は認証書交付日から、認証を受けた年度の5 年後にあたる年度の3 月31 日とする。
- 更新審査料:4,000円
- 登録料:無料
- 更新する5年間の期間は検討中
- 書類審査
- 臨床経験1,000時間以上あること
- 臨床経験とは、救急看護部門(救急初療、救急外来、救急病棟、集中治療部門等。
ただし、手術室・NICUは除く)の看護実践を指す。 - 直接的な看護実践には、研修等で経験した時間も加算される。
- 研修/学会等の自己研鑽のポイントが10ポイント以上あること
- 日本救急看護学会主催セミナーの受講
- 日本救急看護学会主催セミナーの講師、インストラクターとしての参加
- 学術集会への参加
- 日本救急看護学会学術集会の参加(2ポイント)
- 日本救急医学会学術集会、日本臨床救急医学会、日本救急医学会地方会(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州地方会)の参加(1ポイント)